とらドラ!完結にともなって,自己満足な感想。
【注意!】
【この記事には若干のネタバレが含まれています】
【この記事には若干のネタバレが含まれています】
とらドラ!が,ついに完結しました。
この作品に会えて,本当によかった。
読み終わった時,そう呟いてしまいました。
ありがとう,「とらドラ!」と竹宮ゆゆこ先生。
そんなわけで,以下若干ネタバレが含まれています感想です。
発売から24時間経過したからなw
とりとめのない,独り言感想をどうぞ!
とらドラ!10の表紙を見た。
大河が,すごくいい表情をしている。
本屋で手に取った時,この表紙を見てどきっとした。
ついに終わるのだ。物語と,彼らの葛藤が。
いや,やっと始まるのだ,彼らの葛藤と,戦いが。
嬉しくて悲しいが,最後まで見守りたい。
そう思って,心して,ページを開いた。
終わり方には,人によって反感もあるかもしれない。
#某友人は,駆け足過ぎ感があったと言う。とかね。
ただ,竜児はそういう選択をしたわけで。
少なくとも自分は,このエンディングで嬉しいです。
あんな凄い選択ができる竜児や大河や実乃梨や(略)が,羨ましいのかもしれない。
どこまでもいっぱいいっぱい,精一杯。
心躍って,落ち込んで。
もがき,苦しみ,転んでも走って,だけど走れなくて。
でも,彼らはちゃんと立ち上がって。
歩くことを覚えた。
みんなで手をとって歩いていくことを。
全部望んでやる。
夢を見ることのなにが悪い。希望を抱くことの,なにが罪だ。
誰一人欠かさない。諦めない。大破壊なんて絶対に,絶対に,訪れない。(略)でも多分そのためには。
痛みも悲しみも,ここにある文は全部,自分が,竜児が引き受けなくてはならない。しかし怯むものか。
もっと速く。もっと遠くへ。どこまでもどこまでも。おまえが生きる世界の果てまで。力の限り,おまえの分のすべてを摑み取りにいけ。
そんなふうに自分が渡ってきた日々を,今立っているこの日を,これから渡り行く日々を,竜児は丸ごと愛する。大河は大河の分を,丸ごと愛するだろう。泰子は泰子の分を,実乃梨は実乃梨の分を,亜美は亜美の分を,北村は北村の分を,みんなそれぞれにみんなの分を,力の限り愛することができるのだろう。
「それ,本気ですから。俺」
キラキラと明るい,竜児が決めた竜児の未来はただ一言。――みんな幸せ!
なんてパワフルな奴らなんだろう。
#感想の中に,他の作品を持ち出すのはマナー違反かも知れないが。
#
#同じ電撃文庫に「半分の月がのぼる空」(橋本紡)という作品があって,その中にこんなフレーズがある。
僕たちの両手はなにかを摑むためにあるんだ。#きっととらドラ!の彼らの両手は,多くを摑むことを恐れない,優しい手になったんだと思う。
自分は,摑みに行く人たちが眩しい。
多分,自分含め多くの人が,彼らが眩しいだろう。
そして,眩しいと怯んでしまう。
それでも諦めないという選択肢を見せてくれた。
絶望から這い上がり,光を抱きしめにいった「とらドラ!」に心から言いたい。
ありがとう。
うあー。
感想書くのって難しいなぁ。。。
つか恥ずかしいなぁ。
ところで。
俺,みのりん好きなんだよーーーー!!
で,実乃梨についていろいろ言いたいんだけど,口下手だからリンク参照してもらうとして↓
「とらドラ!」に対しての「納得」
http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20090308/1236442769
みのりん大好きだああああ!!!
どのくらい好きかっていうと、このくらい、このっくらい!!(両手を広げて)
しかし、みのりんは原作の、苦悩し、怯え、闘い、悩み、笑い、ふざけ、泣き、そういうのを全部含めて「好き」なのは自分も同じです。だからこそ、二次創作が非常にしづらいキャラだと思います。
そう!
まさにそうなわけ!
あ,たまたまごさんの,他のとらドラ!カテゴリ記事も読めよ。
まさにそうなわけ!
だってさ!超ネタバレしちゃうとさ!
みのりんは,最も幸せエンディングではないわけじゃん!
だけど,納得エンディングなわけじゃん!
そして,長い目で見ればもしかして,納得できて幸せになれて最良のエンディングかもしれないわけじゃん!
みのりんの選択をさ,手放しで喜びたいじゃん!
応援したいじゃん!
でも,単純にそうはさせてくれないじゃん!
なんか何言いたいか分かんなくなってきたよー!うえーん!
実乃梨ー!
幸せになってくれー!!!
そんなわけで,深夜テンションでお送りしました。
脳内だだ漏れ最高です。
コメント
"数ある中の可能性のひとつ"を選んだ結果があれな訳だが,彼らは強いね。
一度は逃げたわけじゃん?自分たちの幸せを優先して。
でも「間違ってる」って気づいて,ちゃんと行動できたことが凄いと思う。
フツーはできないって,少なくとも自分は逃げ続ける,でもって最後に後悔すると思う・・・・・・。
でも逃げずに立ち向かった,その結果が・・・ね?
ということで,心が強い彼らと作者の竹宮ゆゆこ先生に賞賛を贈りたい。